ガイドライン 「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン」 国土交通省 制定の経緯UNIVERSALユニバーサルマークは以下のバリアフリー新法による「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン」に対応した製品に表示しています。ユニバーサルデザインの考え方により、ハートビル法と交通バリアフリー法を統合・拡充して、2006年12月「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」:バリアフリー新法が施行されました。その第13条第1項の規定に基づき、国土交通省が「移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める省令」を制定、さらに2008年1月にその基準を整備・浸透させる目的で「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン」が設けられました。床 面多機能トイレ広 さ腰掛便座及び手すり男子用小便器出入口水洗器具等床 面多機能トイレ男子用小便器水洗器具等トイレ内の床面は、濡れても滑りにくい仕上げとする。公園内にトイレを設ける場合、そのうち1以上には、多機能トイレを設ける。トイレ内の多機能トイレの手前に、車いす使用者が転回できる150cm×150cm以上の広さを設ける。多機能トイレには、車いす使用者や足腰が弱く、⽴ったり座ったりの動作が困難な高齢者、障害者等が円滑に利用できるようにするため、腰掛式(洋式)便座及び手すりを設置する。JISに準拠したものを使用する。小便器を設ける場合は、高齢者、障害者等にも使いやすいように、1以上の床置式小便器または低リップ壁掛式小便器(リップの高さが35cm以下)を設ける。出入口の有効幅は、車いす使用者が通過できるよう、80cm以上とする。トイレの入口には、車いす使用者等が通過する際に支障となる段を設けないこと。トイレの出入口付近には、障害者、オストメイト、高齢者、妊産婦、乳幼児を連れた者等の使用に配慮したトイレである旨を分かりやすく表示する。トイレの出入口に戸を設ける場合、有効幅は車いす使用者が通過できるように、80cm以上とし、引き戸など、車いす使用者が容易に開閉して通過できる構造とする。高齢者、障害者、オストメイト等の円滑な利用に適した構造を有する水洗器具を設置する。車いすでの使用に配慮し、洗面器の下に床上60cm以上の高さを確保し、洗面器上面の標準高さを80cm以下とする。水栓(蛇口)は、上肢不自由者のためにもセンサー式、レバー式などとする。便器洗浄器具のスイッチは、押しボタン式等の操作が容易なものを分かりやすい位置に設ける。視覚障害者や上肢体の不自由な人等の使用に配慮し、紙巻器、便器洗浄ボタン、呼出しボタンの形状、色、配置については、JISS0026にあわせたものとする。出入口から内部まで床面は全て段差がなく、平坦とすることが望ましい。公園内に複数のトイレを設ける場合、すべてに多機能トイレを設置することが望ましい。多機能トイレは、異性介助を考慮して、男女共用のものを1以上設置することが望ましい。多機能トイレを設けた上で、男子トイレ、女子トイレのそれぞれ1以上の簡易型多機能トイレを設置することが、なお望ましい。多機能トイレを設置することを原則とするが、小規模な公園のため設置が困難でやむをえない場合に限り、簡易型多機能トイレの設置で代えることができる。手すりを設置した小便器は、出入口に近い位置に設置することが望ましい。乳児連れの人の利用を考慮し、多機能トイレ内におむつ交換シート等を設置することが望ましい。124「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」必須項目望ましい項目ユニバーサルマークについてユーティリティ時計塔照 明水飲み・ 手足洗い場トイレ喫煙ブース・ 吸い殻入れポイントバリアフリー新法Point
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